「阪神・淡路大震災の教訓を活かした防災拠点」

三木総合防災公園

カテゴリー:民間活力 防災・減災

三木総合防災公園 写真

施設概要

所在地 兵庫県三木市志染町三津田1708
開設 平成17年8月6日(平成22年5月 全園開園)
面積 202.4ha
公園種別 広域公園
設置・管理者 兵庫県

 平成7年の阪神・淡路大震災の経験と教訓を活かした広域防災拠点です。広域防災センター(消防学校等)や防災研究機関との都市公園が一体的に配置されていて、普段から連携の取れた体制で管理しているので、いざという時もスムーズに対応できます。
 通常時は陸上競技場や野球場、テニス場といった運動施設として利用できます。屋内テニス場はネーミングライツを導入し、㈱ブルボンが「ブルボンビーンズドーム」として支援しています。球技場では天然芝のフィールドはリピーターも多く、たくさんの人が利用しています。

詳細

【公園施設の規模と災害時の役割】
○日本陸連公認第1種競技場
・メインスタンド:鉄筋コンクリート造3階建て
建築面積約16,723.73㎡
延床面積約29,951.32㎡
収容観客約20,000人
・フィールド:全天候型400mトラック9レーン、天然芝
<災害時>
備蓄倉庫(5000㎡)、物資の集積・仕分け・一時保管、トラックヤード

 

○陸上競技場日本陸連公認第3種競技場
・フィールド:全天候型舗装、天然芝
<災害時>
臨時ヘリポート

 

○野球場
・広さ
ホーム~センター(121.9m)
ホーム~レフト・ライト(97.5m)
・内野(黒土)/外野(天然芝)
・夜間照明
<災害時>
臨時ヘリポート

 

○グラウンド・ゴルフ場
・天然芝2コース、各8ホール、用具レンタル有り
<災害時>
応急活動要員の集結・宿泊

 

○駐車場
普通車:1560台 / 大型車:36台 / 臨時:1200台
<災害時> 活動要員の集結・宿泊、物資の集積・仕分け・一時保管

 

○防災施設
備蓄倉庫、耐震性貯水槽、仮設トイレ用マンホール、中圧ガス発電機2基、ディーゼル式予備発電機1基、井戸水の利用

 

【学習・訓練ゾーン(公園区域外)の施設】
○兵庫県広域防災センター
○兵庫県消防学校
○緊急消防援助隊広域訓練施設

・宿泊棟
延床面積:2700㎡(最大収容数144人)、トレーニング室、浴室、和室、談話室
・サーキット訓練場
体力錬成訓練施設、障害壁
・教育棟
延床面積:1050㎡、教室、救急実習室、救急資機材室、理化学実験室、火災調査室
・学習管理棟
延床面積:3957㎡、事務室、展示ホール、食堂、講堂、視聴覚室、会議室、図書室、倉庫
・防災ヘリポート
非公共ヘリポート(3機駐機可能)
・屋内訓練場
延床面積:1190㎡、鉄道事故訓練施設、模擬ヘリコプター、雨天時訓練施設、教育用火災報知設備
・水難救助訓練場
25mプール(6コース)、ダイビングプール(深さ5m)
・主訓練塔
延床面積:1488㎡、大規模火災燃焼室、実大火災訓練室、耐熱耐煙訓練室(迷路室)、スプリンクラー体験室、模擬護岸、模擬抗、フリークライミング壁
・補助訓練塔(A塔、B塔、C塔)
延床面積:493㎡、ロープ渡過訓練施設、ロープ・梯子登はん訓練施設、ほふく訓練施設、倉庫
・グラウンド(北)操法訓練場
硬質ゴム舗装(一部アスファルト舗装)110×90m、訓練用各種消火栓、訓練用放水銃
・グラウンド(南)大規模災害訓練場
クレー舗装130×140m、がれき救助訓練施設、水防訓練施設、鉄道事故訓練施設

 

○実大三次元振動破壊実験施設(E-ディフェンス)

事業主体:独立行政法人 防災科学技術研究所  世界最先端の知識を集結した世界最大の震動実験施設です。 実物と同じ大きさの構造物が壊れていく過程を調べています。大地震から構造物被害の軽減に貢献できることを目指して研究に取り組んでいます。

 

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