「地元の意向で「くすのきさん」を守った」

松原緑地

カテゴリー:歴史・地域文化 緑の保全・創出

松原緑地 写真

施設概要

所在地 名古屋市中区松原1-310
開設 2004年(平成16年)4月
面積 834.10㎡
公園種別 都市緑地(都市公園ではない)
設置・管理者 名古屋市

 「くすのきさん」と近所の人たちから呼ばれ、樹齢千年と伝えられているクスノキが住宅街にあります。このクスノキを残してほしいと地元の要望があり、平成16年に公園として保存することになりました。市と地元の松原緑地公園愛護会が維持管理しています。古い大木なので安全上、公園には柵と施錠がしてあり、普段は入れません。
 織田信長が出陣の途中に必勝の祈願をしたと云われていたり、元々民間信仰の神社があり、整備される以前から近所の人が掃除に来たり、手を合わせに来る人もいて、地元から親しまれています。戦時中に空襲を受け、クスノキは皮の部分しか残っていませんが、そのことが当時の生々しい記憶を呼び起こしてくれます。

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